中国株ネット証券比較とコスト

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中国株ネット証券比較

中国株を買えるネット証券

オンラインで中国株取引ができる証券会社には、従来からの5社に加え2005年にはオンライン専業証券会社が参入を始めました。

中国株を取り扱っている証券会社を選ぶ際のポイントは

  1. 取扱市場・銘柄数:どの市場で勝負するか?取扱銘柄は充分か?
  2. 手数料:手数料はお得か?最低取引額はあるか?
  3. 情報サービス:中国情報を豊富に提供してくれるか?

の3つです。長期投資では毎年かかる口座管理料も考慮する必要がありそうです。

  • 取扱市場・銘柄で選ぶのなら、上海B、深センB、香港すべての市場で取引ができる、東洋証券、内藤証券、アイザワ証券になります。

    上海B、深センB市場をメインに考えているなら、B株の手数料が一番安い内藤証券がお勧めです。

  • 香港市場をメインに考えているのなら外貨決済のできるユナイテッドワールド証券か、銘柄は限られますが情報サービスの充実した楽天証券がお勧めです。

    どちらも取引市場が限定されていますが、かわりに手数料が、他と比べて圧倒的に安いのが特徴です。

  • 2005年1月にトレイダーズ証券、3月から松井証券、SBI証券が、5月にマネックス証券、6月にかざか証券が香港株取引を開始しました。

    松井証券、マネックス証券、かざか証券はユナイテッドワールド証券と同等で口座管理料は無料、SBI証券、トレイダーズ証券はユナイテッドワールド証券の外貨決済と楽天証券の業界最安手数料の両方の良さを取り入れています。

    私は、手数料の安さと会社が取扱銘柄を選別してくれてるという安心感で楽天証券を利用していましたが、2005年4月20日に外貨決済ができるSBI証券に変更しました。(2005/5)

  • 2005年7月4日よりユナイテッドワールド証券の手数料が大きく改定されました。国内手数料0.2625%(最低手数料52.5香港ドル:28万円で最低額と同額)が一律157.5香港ドル(0.2625%だと84万円で最低額と同額)へと変更です。

    これまで年1,260円掛かっていた口座管理料は無料となりました。28万円以下の約定では単純に735円が2,205円に値上がりし、28万~84万円では値上幅は徐々に縮小しますが値上がりと言うことになります。個人投資家にとっては大幅値上げ、大口投資家にとっては値下げということになります。(2005/8)

証券会社 口座管理料 取扱市場 手数料(注) 特定口座 外貨決済 コメント
国内 現地 為替 諸費
東洋
証券
3,150円 香港
上海
深セン
100万まで
0.84%
0.50%
1.00%
1.00%
±0.20円
±0.50円
±0.20円
×
顧客
・中国株の老舗
・外貨決済を選択すると入出金の時以外は為替手数料なし
・手数料が高い口座管理料がかかる
・買い約定額10万円以上の制限
・リアルタイム株価情報サービス無料
内藤
証券
0円 香港
上海
深セン
100万まで
0.42%
買付のみ
最低
525円
0.25%
0.50%
0.50%
±0.15円
±0.50円
±0.15円
×
顧客
× ・唯一、中国政府から「域外代理商」の資格を取得
・B株の手数料は一番安い
・B株売買単位が1000株単位の制限
・リアルタイム株価情報サービスは有料(6000円/年)
アイザワ
証券
0円 香港
上海
深セン
100万まで
0.84%
買付のみ
最低
2,625円
0.25%
0.25%
0.25%
±0.22円
±0.50円
±0.22円
×
顧客
× ・中国、韓国、台湾、シンガポール、インドネシアなどアジア市場をカバー
・B株も100株単位で購入できるが少額だと手数料が高め
・リアルタイム株価情報サービスは有料(3000円/年)
ユナイ
テッド
ワールド
証券
0円 香港 157.5HK$
(2,205円)
なし 入出金時
±0.15円
×
顧客
× ・香港市場のパイオニア
・親会社が香港取引所正会員、香港株の取り扱い銘柄数はダントツ
・手数料は1約定一律で高め
・リアルタイム株価情報サービス無料
・有料情報サービスの無料閲覧なし
楽天
証券
0円 香港 10万まで
525円
100万まで
0.525%
無料 ±0.15円
会社
× × ・会社指定の香港株166銘柄限定
・買い約定額3,000HK$以上の制限
・リアルタイム株価情報サービス無料
・有料情報サービスの無料閲覧あり(T&Cトランスリンク社)
松井証券 0円 香港 0.399%
最低
52.5HK$
(735円)
無料 入出金時
±0.15円
×
顧客
× ・香港上場の銘柄をほぼ全銘柄(UW証券と提携)
・リアルタイム株価情報サービス無料
・有料情報サービスの無料閲覧なし

SBI証券
0円 香港 0.273%
最低
49.35HK$
入出金時
±0.15円

会社
× ・会社指定の香港株1360銘柄(2012/9/20現在)
・リアルタイム株価情報サービス無料
・有料情報サービスの無料閲覧あり(SBIサーチナ社)
マネックス
証券
0円 香港 0.2999%
最低
70HK$
(980円)
無料 入出金時
±0.15円
×
顧客
× ・香港上場の銘柄をほぼ全銘柄(UW証券と提携)
・リアルタイム株価情報サービス無料
・有料情報サービスの無料閲覧なし
かざか
証券
0円 香港 0.42%
最低
52.5HK$
(735円)
無料 入出金時
±0.15円
×
顧客
× ・香港上場の銘柄をほぼ全銘柄(UW証券と提携)
・リアルタイム株価情報サービス無料
・有料情報サービスの無料閲覧なし
トレイ
ダーズ
証券
0円 香港 0.315%
最低
52.5HK$
(735円)
無料 入出金時
±0.15円

会社
× ・会社指定の香港株114銘柄限定
・リアルタイム株価情報サービス無料
・有料情報サービスの無料閲覧あり(新華ファイナンス)
・プロ用の取引システムを個人投資家向けにカスタマイズしたものを利用可

(注)現地諸費用は売買毎に0.114%(10万円で114円)

中国株と配当

中国会計法で、会計年度は1月1日-12月31日、決算書は4ヶ月以内に作成と決められています。中国株の魅力の一つとして、その配当の高さが上げられます。

配当利回り4~5%は当たり前、中には6%を超えるのもあります。長期投資しても、中国株なら株価の成長と高配当を楽しめます。

銘柄選びでは、業績の良い企業の一覧と高利回りの企業の一覧とを付き合わせて、業績の悪い企業は避けるなど注意をしましょう。

成長性の高い企業だと増配ということも考えられるので、企業業績には常日頃アンテナを張っておくべきでしょう。

  1. 決算期末:大半が12月末
  2. 配当額と権利確定日の発表:3~4月(決算発表とともに)
  3. 権利確定日:7月頃
  4. 配当支給:10月頃

配当取りを狙うなら、配当額が発表される3~4月に買っても遅くありませんが、配当額が発表されてから権利落ち日(7月頃)まで上がっていく傾向にありますから、秋口から高配当なのに割安な銘柄に目をつけておき、株価の安い冬に買えば投資効率がさらに増加します。

逆に6~7月は、株価も上がってくるので売りのチャンスでもあります。

中国株取引にかかるコストは? ~「手数料」と「税金」

手数料

中国株の取引では、一般に次の4つの手数料が発生します。

  1. 国内の証券会社に支払う手数料
  2. 中国の証券会社に支払う手数料
  3. 為替手数料
  4. 現地諸費用(香港証券取引所で発生する印紙税や取引所税、取引所手数料、中央決済機構への手数料)

ユナイテッドワールド証券は、売買時に現地の証券会社を介さないので(2)はありません。また、香港ドルで口座を管理できるので円高のタイミングで安い香港ドル建てへと移行できるのと、他の証券会社のように売買の度に(3)がかからないため売買が頻繁なアクティブトレーダにはメリットがあります。

楽天証券では、手数料は(1)と(3)のみで(2)と(4)は楽天証券が負担しています。最低取扱額があるのが難点ですが手数料は一番安いです。

譲渡益・配当の税金

  1. 中国株の売却益や配当には日本の税法が適用され、国内株式と同様に課税されます。課税方式は申告分離課税で、円ベースの売却益の10%が一律で課税されます(2008年以降は20%)。

    ただし、「長期保有上場株式等にかかる特例」のうち「100万円特別控除の特例」は、外国株のため適用外となり特別控除の対象になりません。

  2. 配当金は原則10%の源泉徴収(2008年4月以降は20%)で、配当金額に関わらず申告不要制度の活用ができます。

    総合課税を選択することもできますが、中国株では「配当控除」制度の適用外となっています。いずれにしても中国株取引にかかる税金は、ほぼ国内株式と同じに考えてよさそうです。

  3. 特定口座について

    • 東洋証券、内藤証券、アイザワ証券では特定口座を、中国株でも利用できます。
    • 楽天証券では特定口座はありますが、中国株や米国株は利用できません。
    • ユナイテッドワールド証券では特定口座は導入していませんが、譲渡損益書で簡単に申告ができます。
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